top of page

※あらすじ

 幻想入りいた一人の少年は、偶然魔理沙のマスパの直撃を受け、永遠亭へと担ぎ込まれる。

​ 薄めた不死の薬までもを使って治療された少年は、記憶を失い、彼の身元を示すものも全て灰になってしまっていた。

 呼ばれたい名前を聞かれた彼は、自らの名前を「キキョウ」と名乗る。

 そして、キキョウは人体実験の被検体となることを交換条件に、永遠亭に住み、治療を受けられることになった。

 しばらく休んで目を覚ましたキキョウは、永遠亭に住む妖怪、鈴仙・優曇華院・イナバから、幻想郷の情報を教えてもらう。

 「……なるほど。魔境か」

 だが、記憶がないながらに厨二病を炸裂させるキキョウは、厨二仲間として鈴仙と友好を結ぶ。殴られたけど。

 

​ キキョウの幻想郷での生活が、始まるのだった。

※真解説

『キキョウの素性』

​ 動画の最後で永琳が語るキキョウの外傷は、全身の軽いやけど、ナイフでの刺し傷、銃創。

 やけどは魔理沙のマスパとして、ナイフ、銃が外の世界で受けた傷だと考えられる。

​ 銃が外の世界で簡単に手に入る代物とは考えづらいため、キキョウを傷つけた相手は何らかの形で銃を入手でき、なお戦闘力の非常に高い人間だと考えられる。

​ どうしてキキョウが傷つけられたのか、は後の動画で語られる。

​『魔理沙のマスパ』
 前提として幻想入りした直後に魔理沙と咲夜の弾幕勝負に巻き込まれるのは、いくらなんでも運が悪すぎる。

 3:18あたりの会話で、キキョウが魔理沙にわざとじゃないんでしょ?と聞いたとき、魔理沙はとても微妙な表情を浮かべている。(浮かべているんです。浮かべているんですよ。)

 このため、魔理沙がキキョウにマスパを撃ったのは「わざと」である可能性が浮上する。

 冒頭の会話で咲夜が魔理沙を怒っていたのは「誤射した」ではなく「加減を間違えた」からかもしれない。

 また、後の動画で語られるが、キキョウがマスパの直撃を受けて目覚めるまでに【1週間】ほどかかっている。
 魔理沙のやや不自然な態度の変化は、待っているうちに本当に死なせてしまうのではないかと不安になったからと考えられる。

 この【1週間】という時間が、後の核心をつく部分になる可能性もある。

 

bottom of page