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キキョウが幻想入りした際に持っていた二丁の銃について、どちらもキキョウが外の世界で所属していた組織で支給されていた銃である。

一つは戦闘用・制圧用の銃で、ゴム弾、催涙弾、音響弾など非殺傷の弾丸を扱う。オートマチック式の自動拳銃で、装弾数は15発。正式名称は不明。

キキョウが幻想入りしてから魔法発動の媒体としての性質も持つことから、「色才」が異能の力を持つ可能性があること、それを活かすことを考慮して素材などを設計しているようだ。(裏を返せば、キキョウの属していた組織は「色才」でなければ荷が勝ちすぎるほど、危険な任務に携わっていたとも考えられる)

 

もう一つは、「誓いの銃」と呼ばれる、生涯で一発だけ撃つことを許された実弾銃である。キキョウの持っていた誓いの銃のグリップには、片側にはギザギザの葉、もう片側には獅子のエンブレムが描かれていた。

この銃には、撃ち殺した相手のすべてを背負う覚悟を決めなければ引き金が動かないという魔術がかかっており、撃った相手の魂の一部を、自身の魂に融合させる。(二部のキャラ紹介動画参照)

また、この銃で人を撃ち殺したとしても罪には問われず、相手を「何故」殺したかについても自身の裁量で語ることができ、一切追求されないという法を超越したルールが定められている。

その特殊性から、組織に属しているものの中でも、本当にごく一部にしか支給されない。

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